食品安全情報blog過去記事

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大麻の反復使用は若い使用者の脳卒中リスクを増加させる

Regular cannabis may increase risk of stroke in young users
20-Feb-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-02/bmj-rcm021705.php
Journal of Neurology Neurosurgery and Psychiatryに発表された症例報告によれば、大麻の使用は若い人でも脳卒中リスクを増加させる。
これまで若い人に脳卒中リスクを増加させる不法薬物としてヘロイン・コカイン・スピード(アンフェタミン)が知られてきた。
報告された症例は36才の小学校の教師で、過去に大麻を数回使用したことがあるがその他の脳卒中リスク因子はなく、飲酒もたまにしかしない。彼はパーティーでお酒を3-4杯飲み、少なからぬ量の大麻を吸ったところ最初の発作を起こし話せなくなった。
脳の検査では出血と血餅を認めた。処置を受け話せるようになった1年後、また大麻を吸って話せなくなり、脳に以前の障害の他に出血を認めた。
Recurrent stroke associated with cannabis use J Neurol Neurosurg Psychiatry 2005; 76: 435-7/Editorial: Recreational cannabis use: not so harmless! J Neurol Neurosurg Psychiatry 2005; 76: 306