食品安全情報blog過去記事

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『ごまあぶらの真偽判別法及び流通構造改善に関する研究』  

(2005.02.18)
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=651
韓国民の基礎食品中の代表的な不信対象食品であるごま油の真偽判別法を開発して、偽物ごま油の流通を根絶させる目的で標記課題を推進する。代表的な偽物ごま油はごま油に他の食用油脂を添加して増量したもので、これら添加食用油脂の存在を証明できるかどうかが研究の鍵となる。
これまでの結果
・偽物ごま油製造に主に使用される大豆油・菜種油などを添加してセサミン含量・揮発残留成分などを分析して検討している。
脂肪酸分析ではリノレン酸含量を分析し、0.5%以上の時他の油脂の混入を推定。エルカ酸が検出されれば菜種油の混入を確認、など。
今後の計画
・報告に基づき2005年上半期に科学的妥当性・信頼性を検討し、下半期にモニタリングを行い、2006年に最終試験法を確立する予定。



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