食品安全情報blog過去記事

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中国のスーダン(sudan)色素検出発表関連措置  (2005.03.21)

http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=678
食品医薬品安全庁は、中国KFC社で販売されている一部製品に使われたソース類から無許可Sudan色素が検出されたという報道及び一部加工食品からSudan色素が検出されたという報道に関して、韓国でも類似事例が発生するのではないかという消費者の不安を解消するため、国内ファストフード・フランチャイズ店で使われるソース類及び中国産トウガラシ油とコチュジャンに対する収去・検査を実施するよう地方食薬庁及び各市・都に緊急指示したことを発表した。
今回中国で検出されたSudan色素は工業用赤−黄色色素として使われており、韓国を含めアメリカ・日本・EU等でも食品への使用は認められていない。
食薬庁は英国FSA及びEUの迅速警報システムの情報により2004年8月から現在までパキスタンなど14か国から輸入されたソース類など香辛料加工品と即席乾燥食品を検査している。2004年9月にパキスタンから輸入された香辛料加工品1品目でSudan色素が検出され、関連製品(国内のパキスタン人労働者を対象に販売される食材400kg)を押収・廃棄処分にしている。
検査対象になっている国はトルコ・ガーナ・スロバキア・インド・シリア・パキスタン・オランダ・チェコ・イタリア・ポーランド・ヨルダン・フランス・中国・イギリス。


FSA 英国