食品安全情報blog過去記事

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Nutrition Reviews 2005年5月号はエネルギー代謝における果糖の役割と調理肉中の発がん性ヘテロ環状アミン類の生成とリスクについて

Nutrition Reviews Articles in May 2005 Issue Examine Health Effects of Dietary Fructose on Energy and Metabolism and the Formation and Risks of Carcinogenic Heterocyclic Amines in Cooked Meat
過去30年間に、デザートやお菓子などに使われて果糖の摂取量が増加した。果糖の代謝経路は脂肪を生成しやすく、高脂血症や肥満との関連が取り沙汰されている。しかし少量の食事中果糖が有害だということはなく、さらなる研究が必要である。
また別の論文では肉を加熱調理した際に生じるヘテロ環状アミン類とヒトガンとの関連について検討した。30のヒトがんと良く焼いた肉の摂取に関する疫学研究で80%以上が正の相関を示している。またヘテロ環状アミン類を減らす肉の調理方法を検討している。


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