食品安全情報blog過去記事

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BfRはムルデ川とエルベ川の魚のHCHによる健康リスクはないと発表

22.08.2005
http://www.bfr.bund.de/cm/208/bfr_sieht_keine_gesundheitsgefahr_durch_ueberhoehte_hch_gehalte_in_fischen_aus_mulde_und_elbe.pdf
最近の連邦環境保護局の調査によれば、ムルデ川とエルベ川の魚にアルファ及びベータヘキサクロロシクロヘキサン(HCH)濃度が高く、規制値を遙かに上回る。しかしこれらの魚は食品や消費者保護規制の対象ではない。
こうした魚は広く販売されることはなく、ごく希に食べても消費者の健康リスクとはならない。
しかしスポーツフィッシングを行う人は、汚染のあることがわかっている川の魚を釣って食べない方がいい。魚は特にその脂肪組織に脂溶性化学物質を蓄積する。