食品安全情報blog過去記事

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パンや菓子などのリサイクル飼料中に混入する技術的に分離不能な不純物に害はない

21.09.2005
http://www.bfr.bund.de/cm/208/technisch_unvermeidbare_beimengungen_von_verpackungsresten_in_recyclingfutter.pdf
食品としては使えなくなった食品を動物飼料用に使うことができる。こうした古いパンや小麦粉、焼き菓子などから作った飼料はリサイクル飼料と呼ばれる。穀物飼料に比べて菓子などから作ったリサイクル飼料は炭水化物や脂肪が多いためエネルギー密度が高く、豚などに与えられる。リサイクル飼料には紙やプラスチック、アルミホイルなどの不純物が混入する。これらは「包装材」と分類され飼料規制では使用は禁止されている。BfRはリサイクル飼料のリスク評価を行った。現状ではリサイクル飼料への包装材の混入は0.15-0.20%であり、健康上に影響はないと結論している。