Total cholesterol level among US adults continues to decline
11-Oct-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-10/jaaj-tcl100605.php
JAMAの10月12日号に発表された研究によれば高齢者のコレステロールレベルは有意に低下しているが、若い成人ではあまり変化がない。
NHANESのデータを解析した結果、20才以上の成人の年齢調整平均総コレステロールレベルは1988-1994年は206 mg/dL (5.34 mmol/L)だったのが1999-2002年は203 mg/dL(5.26 mmol/L)、LDLコレステロールレベルは同じ期間で129 mg/dL (3.34 mmol/L)から123 mg/dL (3.19 mmol/L)に減少している。有意な減少は60才以上の男性と50才以上の女性でみられる。HDLは変化していない。この変化は特に高齢者でコレステロール低下薬の使用によるものでライフスタイルの好ましい変化によるものではないだろうと著者は述べている。ただし薬とライフスタイルの影響評価にはさらなる研究が必要である。
JAMA.2005; 294:1773-1781
