食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

香料グループ評価15に関するAFCパネルの意見:化学グループ22由来アリール置換飽和及び不飽和一級アルコール/アルデヒド/酸/エステル誘導体

Opinion of the AFC Panel related to Flavouring Group Evaluation 15 (FGE.15): Aryl-substituted saturated and unsaturated primary alcohol/aldehyde/acid/ester derivatives from chemical group 22 (Commission Regulation (EC) No 1565/2000 of 18 July 2000)
20 October 2005
http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/1182_en.html
構造クラスIに属する8つの物質について評価した。そのうち5つは天然に広く食品中に存在する。
デフォルトのMSDIアプローチではこれら物質のヨーロッパでの摂取量は0.012-0.37 microg/ヒト/日で、構造クラスIの閾値1800 microg/ヒト/日を下回り、安全性に問題はないと言える。
mTAMDI法による摂取量推定では1600-3700 microg/ヒト/日で、1物質以外は構造クラスIの閾値を上回る。従ってこれら7物質についてはより詳細な暴露データが必要である。また3物質については市販品の立体異性体情報が欠けているため評価はできない。



EU
公衆衛生