食品安全情報blog過去記事

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アマメシバの食品安全のためのtips

Food Safety Tips on Sauropus androgynus
ttp://www.fehd.gov.hk/events/suaropus_androgynus/index.htm
マメシバは東南アジア諸国の野草で、台湾と中国には早くから導入された。この葉に栄養価があるとされ、マレーシアでは普通に食べられている。台湾で販売されたとき、これはご馳走と見なされ、やがて体重減少用に野菜ジュース(果物やミルクを混ぜることもある)、サラダ、調理野菜として食べられるようになった。最近中国ではアマメシバは(天緑香として販売されている)八百屋やスーパー、ファストフードレストランのメニューの成分として販売されている。
しかしながらアマメシバは台湾で大量に食べた場合(特に未調理)不眠や食欲不振、呼吸困難、閉塞性細気管支炎を起こすことが示された。その結果、食用にすることが禁止された。2005年10月に華南農業大学South China Agricultural Universityがアマメシバの経口摂取による動物での毒性試験の結果を報告し、安全性への懸念を示した。
香港ではアマメシバは普通食べられていないが、以下のような助言に従うことを薦める。
・ 野生のハーブを食用にしない
・ アマメシバを大量に持続的に食べない
・ ジュースを含む未調理のアマメシバは食べない
文献 學術論文《華南野生蔬菜守宮木的毒理學研究》
国家基準値の4倍の金属?を含み、30匹の動物に投与して用量相関的毒性影響(肝・腎・生殖器系)があった、らしい
華南農業大學 楊暹教授


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