食品安全情報blog過去記事

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消えるティースプーンの研究

Researchers investigate the case of the disappearing teaspoons
Dec. 22, 2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-12/bmj-rit122105.php
BMJ Volume 331, pp 1498-1550
オーストラリアバーネット研究所で、消えるティースプーン現象について研究した。
70本のティースプーン(54本は普通の、16本は高級品)を購入して番号をつけ、研究所のティールームに置いて毎週数を数えて5ヶ月観察した。この研究期間中に56本(80%)のティースプーンが消えた。ティースプーンの半減期は81日間であり、特に共通のティールームでの半減期が特定の部屋に置いたものより短かった。消失速度はスプーンの値段と関係なく、70本のティースプーンを維持するには年に250本を購入しなければならない。さらに研究所の雇用者の73%が必要なときにティースプーンがないことに不満を抱いており、オフィスの必需品だと思われる。ティースプーンが消える原因はスプーンが人間に敵意を抱いているせいであろうと著者は述べている。