食品安全情報blog過去記事

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残留農薬基準値

09.01.2006
http://www.bfr.bund.de/cm/218/grenzwerte_fuer_die_gesundheitliche_bewertung_von_pflanzenschutzmittelrueckstaenden.pdf
ドイツにおける農薬規制は、使用者や消費者、環境への影響を評価して基準値が設定されている。
最大残留限界MRLは消費者の健康を守るために設定されている。基本的に食品1kgあたりmgで表示され、この値を超える食品は販売されない。この値は急性影響だけでなく慢性影響も考慮したものである。
ADI値:ADIは毎日消費者が摂取しても健康に悪影響のない量であり、個々の農薬についてmg/kg体重で設定される。
ARfD値:急性毒性のあるものについて、一日に摂取しても健康に悪影響のない量である。
何れの値も国際的・国家的に専門家の協議により設定されている。ドイツではBfRが行っている。
この文書の中にWHOとBfRによる各種農薬のADIとARfDが一覧表として掲載されている。


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