食品安全情報blog過去記事

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ヨーロッパのGMO規制とWTO

Europe’s rules on GMOs and the WTO
Brussels, 7 February 2006
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/06/61&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
GMOが本質的に安全ではないわけではなく、環境やヒトへの影響をケースバイケースで評価しなければならないことについては科学者の間に一般的合意がある。EUGMO規制はかつて米国で未承認のスターリンクトウモロコシやBt10がフードチェーンに入ったような間違いを防ぐために重要である。
EUは安全なGMO製品を禁止してはいない。米国によるEUWTO提訴は役に立たない。
米国は米国で安全だと考えられるGMOは世界中で安全だと信じているようだ。またトレーサビリティ規則は米国の農産物輸出の障害であると考えているようだ。
EUはバイオテクノロジーが農業の発展に役立つと考えている。また各国がGMOについて独自の決定を行う権利があると考える。


Food and Veterinary Office - Inspection reports
食品獣医局 監査報告書