食品安全情報blog過去記事

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医療クレームの管理の問題

Problems in the control of medicinal claims
15.02.2006
http://www.palvelu.fi/evi/show_inform.php?inform_id=348&lang=3&back=inform_frontpage.php%3Flang%3D3%23a348
食品を病気予防や治療用として販売することは禁止されているが、いわゆる医療クレームと呼ばれるものが未だに普通に使われている。一部の業者は規制を無視している。担当機関は例外的な事例について検出された問題に対応しているのみである。この問題は明確な規制の欠如と自治体の担当機関のリソース不足による。
2004年に24の自治体の担当機関による禁止されている医療クレーム管理のための特別プロジェクトが行われた。監査結果や広告や包装のコピーなどが国の食品機関に届けられた。
食品局は製品の60%に医療クレームがあると推定した。多くの場合自治体の意見と一致した。さらに検査した1/3については消費者を誤解させる違法なヘルスクレームがある。
これらのうちほんの僅かな例しか変更命令などの対応はできていない。こうした禁止されているヘルスクレームを取り締まるのは自治体には過大な仕事で、将来的には特別任務部門が必要であろう。現行の規制では疾患治療用などに販売することは禁止されているが具体的に定義されているわけではない。現在準備中のEU規制では認められるヘルスクレームのポジティブリスト制が採用されるので将来はこの問題は解決され
るだろう。
ヘルスクレームプロジェクト報告書は以下(要約部分のみ英語)
http://www.palvelu.fi/evi/files/55_519_361.pdf



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