食品安全情報blog過去記事

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乳酸は運動選手の毒ではなくエネルギー源−もし使い方を知っていれば

Lactic acid not athlete's poison, but an energy source - if you know how to use it
20-Apr-2006
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-04/uoc--lan041906.php
ラソン選手や激しい運動をする人たちの伝説として、乳酸は有害で、筋肉に溜まると疲労や痛みの原因になると言われてきた。
しかしながらカリフォルニア大学の研究によれば乳酸は友達である。
American Journal of Physiology - Endocrinology and Metabolismに発表された論文によれば、乳酸はこれまで別経路と考えられていた有酸素代謝と嫌気性代謝をつなぐ。
筋細胞は嫌気的に炭水化物を使用してエネルギーを作り出し副産物として乳酸を生じる。そして酸素を使って乳酸を燃やしさらに多くのエネルギーを作り出す。最初の過程は解糖系と呼ばれ通常の作業ではこの経路が優性で、乳酸は筋細胞から運び出されて別の場所で使われる。激しい運動をした場合、蓄積された乳酸は酸化的に使用されてより多くのエネルギーを作り出す。
Takeshi Hashimoto et al.,
Am J Physiol Endocrinol Metab (January 24, 2006). doi:10.1152/ajpendo.00594.2005
Co-localization of MCT1, CD147 and LDH in mitochondrial inner membrane of L6 skeletal muscle cells: Evidence of a mitochondrial lactate oxidation complex
(乳酸シャトルの論文 これだけ読んでもわからないだろうけど)


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