食品安全情報blog過去記事

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遺伝要因と環境要因がCFS患者に影響する

Genetic and Environmental Factors Impact CFS Patients
April 20, 2006
http://www.cdc.gov/od/oc/media/pressrel/r060420.htm
CDCが本日発表した一連の論文によれば、慢性疲労症候群(CFS)患者は、体の変化に適応する能力に影響する遺伝的素因がある。これらの論文はCFSについてのこれまでで最も詳細で包括的な臨床研究解析で、Pharmacogenomicsの4月号に発表された。
昨年CDCの科学者は医学・分子生物学・疫学・遺伝学・数学・工学・生理学の専門家と協力して227人のCFS患者から集めた情報を解析した。臨床評価・睡眠状態・認知機能・自律神経系機能・2万の遺伝子の活性評価を含む血液検査などを行ってCFSの原因や誘因の同定を試みた。
この研究で、CFS患者は人生において遭遇する多くの変化やストレス(感染症・怪我など)に適応することができないことが示された。
米国だけで約100万人以上のCFS患者がいると推定されている。特に多いのが40-60才の女性である。
論文14報のタイトルは以下から(本文は有料)
http://www.futuremedicine.com/toc/pgs/7/3?cookieSet=1
(そんなにいる?)


FDA 米国