食品安全情報blog過去記事

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ミシガン州立大学の調査:国の食品安全についての混乱は楽観主義と誤解が原因

MSU survey: Optimism and misperception a recipe for national confusion about food safety
4/24/2006
http://newsroom.msu.edu/site/indexer/2753/content.htm
米国人は自分が食べる食品の安全性確保には自信があるが、隣人は信頼せず、食品由来疾患がどのようなものなのかは本当は知らない。
ミシガン州立大学食品安全政策センターの調査結果である。
この調査では米国人の10%しか過去1年間の間に食中毒になったことがないが、統計上では1/4が毎年食中毒になっている。これは病気になった原因が食品であることを認識していないことを意味する。
またこの調査では教育レベルの低い、収入の低い、アフリカ系アメリカ人で食品安全への懸念が高いことを示し、これらの集団がより高頻度に期限切れの食品や汚染された食品に暴露されている可能性があることを示唆した。
この調査の詳細は以下から。
http://www.fspc.msu.edu/press_conference.htm