食品安全情報blog過去記事

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産地表示研究は企業に高いコスト負担を示す

COUNTRY OF ORIGIN STUDY SHOWS HIGH COSTS FOR INDUSTRY
1 May 2006
http://www.foodstandards.gov.au/mediareleasespublications/mediareleases/mediareleases2006/christopherpynempcou3200.cfm
本日発表された新しい研究によれば、主要成分に2種類以下の果物や野菜を含む缶詰や包装済み食品に産地表示を拡大すると、年に1億2000万ドルのコストがかかる。さらに成分の産地についての情報を歓迎するのは消費者のわずか10%のみである。
オーストラリアとニュージーランドの共同での、産地表示拡大提案のコスト・ベネフィット解析の結果である。この報告の結果から、政府は産地表示の拡大を支持しない。
FSANZは既に食品基準に未包装の果物や野菜、肉や魚などの産地表示は導入している。
報告書全文は以下。
Feasibility Study into Extending Country of Origin Labelling to Selected Packaged Fruit or Vegetable Whole Food Produce http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/CoOL_Feasibility_Report_%2028_March_2006.pdf