食品安全情報blog過去記事

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よりクリーンな家庭用エネルギーへの投資が健康と経済上の利益をもたらす

Investment in cleaner household energy yields major health and economic benefits
4 MAY 2006
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2006/pr22/en/index.html
WHOはよりクリーンな家庭用エネルギーへの投資が健康と経済上の利益をもたらすとする新しい報告書「生活のための燃料:家庭用エネルギーと健康Fuel for Life: Household Energy and Health」を発表した。
世界人口の半分以上が毎日生活のために木材や畜糞、石炭などの固形燃料を燃やしている。この結果室内空気が高度に汚染され、子どもたちの肺炎や成人の慢性呼吸器系疾患のリスク因子となっている。肺炎は世界中で最も重要な単一の子どもの死因である。毎年台所の煙が150万人の死亡に関係する。特にサハラ以南のアフリカと東南アジアで影響が大きい。
解決方法として液化石油ガスLPGやバイオガスなどのよりクリーンなエネルギーを使用する改良型ストーブを、伝統的ストーブに替えることを提案している。
報告書は以下から全文がダウンロードできる。
http://www.who.int/indoorair/publications/fuelforlife/en/index.html


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