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食事とライフスタイルについての推奨 2006改訂

米国心臓学会栄養委員会による科学的声明
Diet and Lifestyle Recommendations Revision 2006. A Scientific Statement
From the American Heart Association Nutrition Committee
June 21, 2006
http://circ.ahajournals.org/cgi/reprint/CIRCULATIONAHA.106.176158
Circulation. 2006;114:82-96.
心血管系疾患リスク削減のための食事とライフスタイルの目標として以下の項目を挙げている。
・ 全体として健康的な食事をする
・ 健康的な体重を保つ
・ LDL、HDL、トリグリセリド濃度を推奨レベルに保つ
・ 正常血圧を保つ
・ 正常血糖値を保つ
・ 運動する
・ タバコの使用及び受動喫煙を避ける
この目標を達成するための推奨項目として以下を挙げている。
・ 健康的な体重を維持するためにカロリー摂取と運動のバランスをとる
・ 野菜や果物を豊富に摂る
・ 全粒粉や繊維の多い食品を選ぶ
・ 魚、特に油分の多い魚を少なくとも週に二回摂る
・ 飽和脂肪の摂取量を総エネルギー摂取量の7%未満、トランス脂肪はエネルギーの1%未満、コレステロールは一日300mg未満に制限する。
−脂肪分の少ない肉や野菜代替品を選ぶ
スキムミルク、1%脂肪乳及び低脂肪乳製品を選ぶ
−部分硬化油の摂取を最小化する
・ 砂糖を加えた飲料や食品の摂取を最小化する
・ 塩の少ない又はない食品を選ぶ
・ お酒を飲む場合にはほどほどに
・ 外食の場合もAHAの推奨に従う
他担当部門別推奨事項などが記載されている。
(禁煙は言うまでもないということらしい)

プレスリリースは以下
Association releases new diet and lifestyle recommendations
06/19/2006
http://www.americanheart.org/presenter.jhtml?identifier=3040209
今回の改訂で変わったのは飽和脂肪の摂取量を10%から7%に引き下げたこと、トランス脂肪酸の目標を設定したこと。



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