食品安全情報blog過去記事

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在宅遺伝子診断:適度に疑うことが最も良い処方箋だろう

At-Home Genetic Tests: A Healthy Dose of Skepticism May Be the Best Prescription
http://www.ftc.gov/bcp/edu/pubs/consumer/health/hea02.htm
簡単な検査で病気のなりやすさがわかったり健康状態を評価したり特定の治療の必要性がわかったりするだろうか?家庭で、医師の指導なしにそのような検査ができるだろうか?
遺伝子診断キットでそういうことができると宣伝している会社がある。在宅遺伝子検査をすることで、最適の食事やサプリメントなどがわかるとして製品を売っている。
FTCはこうした診断キットについて消費者に情報を提供する。FDAとCDCは、こうした診断キットには科学的妥当性を欠くものがあり、また検査結果は全体的な医学的評価の一部としてのみ意味がある、と述べている。検査にも結果の解釈にも複雑な問題があるため、遺伝子診断は特定の検査機関で行われるべきであり解釈も充分に訓練された専門家の判断によるべきである。
以下Q & A形式。
遺伝子及び遺伝子検査とは
結果を解釈するには
企業の言い分
もし在宅遺伝子診断をしたいと思っているなら
さらなる情報


(日本にもあるので要注意。遺伝子検査だけでなく、血液や髪などの検査も。検査してその結果からサプリメントなどを薦めるような業者にひっかからないように)



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