食品安全情報blog過去記事

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トコジラミBed Bugの有効な駆除

Effective Control of Bed Bugs
2006-09-06
http://www.pmra-arla.gc.ca/english/consum/bed_bugs-e.html
はじめに
都市部で根絶したと考えられていたトコジラミが再興している。全国の都市で、ホームレスのシェルターから五つ星ホテルまで、どこからでも見つかっている。一般に信じられていることとは違ってトコジラミは不衛生だからいるわけではない。
・何故再興したのか?
過去に置いてDDTのような持続性のある農薬散布がトコジラミの数を抑えてきた。今日では広域殺虫剤の散布より、アリやゴキブリなど特定害虫を対象にした捕虫器の使用が増えており、トコジラミは駆除されなくなった。さらに人々の移動が盛んになりホテルなどのような人の出入りの多いところではトコジラミが移動して新しい住処を見つける機会が増えた。
・何故トコジラミが問題なのか?
トコジラミは一般的に不快であるが特に大きな健康リスクにはならない。蚊のよう
に、シラミアレルギーの場合は刺されると腫れてかゆくなり、時に感染をもたらす。 ただし血液を介する疾患を運ぶことはない。
トコジラミは主に夜活動する。咬むのは人が眠っている時なのですぐにはわからない。トコジラミの一種は主にヒトを宿主にしているが、他のほ乳類や鳥を宿主にするものもある。
トコジラミとは
トコジラミは楕円形の体に小さな幅広の頭を持ち、全体として平べったい。成虫は
6-10 mmの大きさで褐色で羽はない。血を吸うと少し大きくなって色はクロっぽく血の色になる。若虫は形は成虫と同じで色が黄白色である。
皮膚にかゆいみみず腫れがあったり、シーツやマットレスなどに血の点や褐色の染みがある場合はトコジラミがいることを示す。また別名カベジラミwall louse、house bug、mahogany flat、 red coat、crimson ramblersなどとも呼ばれる。
・どうすればよいか
トコジラミは小さいのでいろいろなところに隠れられる。最大30メートル移動でき、衣類や荷物にくっついて移動するので駆除には隣接する部屋も処置する必要がある。
もしトコジラミがいる場合には、自分で駆除するか専門家に任せるか選択することができる。ほとんどの場合駆除は一回では終わらない。
いる場所は丹念にブラシで掃除機をかけ、吸った虫は直ちに破棄する。ベッドの処理は非常に難しい。洗濯できないものは50°以上に加熱又は2日以上冷凍する。
殺虫剤を使うときには使用方法を確認する。一度の散布で対応できることは少なく、繰り返し処理する必要がある。
その他注意事項を加えてPDFパンフレットとしてもダウンロードできる。



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