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放射線障害 英国、ロシア(第3報)

Radiation poisoning - UK, Russia (03)
14-DEC-2006
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1001:14836595132409930334::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,35496
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アレクサンドル・リトビネンコ氏が放射性物質中毒になったのはもっと早い時期と新聞が伝えた。リトビネンコ氏に2006年11月1日にロンドンのミレニアムメイフェアホテルで会ったアンドレイ・ルゴボイ氏はMoskovsky Komsomolets新聞のインタビューに答えて、リトビネンコ氏は2週間前(10月16日)に彼らがDmitry Kovtun氏とロンドンの警備会社の事務所で会った時に毒を盛られていた可能性があると考えていると述べた。
Kovtun氏もドイツのシュピーゲルテレビのインタビューに答えて2006年10月中旬に毒を盛られたに違いないとしている。
ドイツ当局はKovtun氏がロンドンに発つ11月1日以前に滞在した数カ所で微量のポロニウム210を検出している。Kovtun氏は10月28日にモスクワからハンブルクに飛び、11月1日にロンドンに出発している。ポロニウム210が検出されたのはKovtun氏を空港から乗せた車の客席である。ドイツ当局はKovtun氏がハンブルクに到着したときには既に放射能に汚染されていたと信じている。
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謎の中毒事件の中心に二人の友人
アレクサンドル・リトビネンコ氏の死亡に関して、彼の12才の時からの友人二人Dmitry Kovtun 氏とAndrei Lugovoy氏が捜査対象になっている。
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ドイツではKovtun 氏と接触した4人(前妻、そのボーイフレンド、二人の子ども)が12月11日にポロニウム210汚染の可能性があるため検査のため入院した。Kovtun 氏は入院中と伝えられるが詳細は不明。