食品安全情報blog過去記事

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クローン動物の子孫は新規食品である、とFSAは述べた

Cloned offspring novel food, says Agency
Thursday 18 January 2007
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2007/jan/clonedoffspring
クローン動物の問題とその子孫が英国のフードチェーンにはいることが最近メディアで報道された。クローン動物はEC新規食品規制の対象であり、クローン動物由来製品は市販前の安全性評価が必要となる。FSAは現在ECとクローン動物の子孫についての法的取り扱いについて協議中である。新規食品の認可と表示についてはケースバイケースで決定され、これまでEU内でクローン動物由来製品の許可申請はない。
FSAの見解ではクローン動物の子孫はクローン動物同様新規食品と見なされるべきであるというものである。FSAは2007年1月に行われたECの検討会でこの見解を表明した。
この見解には他の多くの加盟国の賛同を得た。しかしながらこの問題については常設委員会での決定前にさらに検討が必要である、欧州委員会は出来るだけ早くこの問題の検討を始める予定で、EFSAへ諮問と同時にFSAも出来るだけ早く公表する。
FSAはクローン動物の胚の英国内輸入とモニタリングに関してDefraとも連絡を取っている。