食品安全情報blog過去記事

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未承認遺伝子組換え米LL601の食品モニタリング結果

7.3.2007
http://www.bvl.bund.de/cln_027/nn_494450/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/GVO/LL__Reis__Auswertung.html
1221検体の食品中90検体からLL601が検出された。
2006年8月18日に米国USDAからEUに未承認遺伝子組換え米LL601混入が報告され、さらに2006年9月11には中国産米製品に遺伝子組換え米Bt63が検出されたとの報告があった。そこでドイツBVLは検査法を確立し2006年9月から米国産長粒米とアジア産米製品について検査を行ってきた。その検査結果をウェブサイトに発表した。
結果は以下
http://www.bvl.bund.de/nn_494450/DE/06__Gentechnik/08__Nachweis__Kontrollen/Reis__Ergebnisse__Untersuchung.html
全部で1221検体のうち116検体で遺伝子組換えが検出され、そのうち90がLL601と同定された。混入率はごく微量で0.05%以下である。アジア産の米製品については中国産ビーフン20検体でBt63陽性であった。