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ヒトや動物の急性中毒 中毒情報センター年次報告書2005-2006

Acute intoxications among humans and animals. National Poisons Information Centre. Annual Report, 2005-2006
2007-06-14
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/660100001.html
2005年にオランダ中毒情報センターは36,375件、2006年は37,088件のヒトや動物の急性中毒に関する報告を受け取った。半分以上が医薬品の過剰投与であった。パラセタモールやイブプロフェンのようなOTC薬の中毒が増えた。また成人のメラトニン暴露に関する相談が2001年の3件から2006年の76件に急激に増加している。
2006年に特徴的なのは"crofty bomb"と呼ばれる自家製爆弾(ペットボトルにお湯とアルミと水酸化ナトリウムを入れて振ると熱と水素ガスが発生して爆発するというもの)についてのもので、皮膚や目に液体が触れると重大な化学的障害を起こす。
またリトビネンコ氏の中毒事件の後、ポロニウム事故についての問い合わせが73件あった。
報告書本文はオランダ語