食品安全情報blog過去記事

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臓器の闇取引を終わらせる

Ending Black Market for Organs
(from the New York Post)
Jeff Stier, Esq.
August 6, 2007
http://www.acsh.org/healthissues/newsID.1585/healthissue_detail.asp
先週カリフォルニアの外科医が臓器を摘出するために患者を殺したショッキングな疑惑が報道されたが、臓器待ち患者の数を考えると驚くことではない。統計の数値はどうしようもないものである。米国では96,825人が臓器提供を待っていて2002年には待っている間に6000人が死亡している。身近に臓器を提供したいという人がいない限りチャンスが大きくなる合法的な方法はない。
近親者でないドナーからの臓器不足は不気味な闇市場を作り出した。 National Geographicの報告によればインドの貧しい農村には「腎臓村」として知られる住民が腎臓を約800ドルで不法に販売しているところがある。新しい産業である移植ツアーが行われている。闇市場を拡大させないために臓器提供により高額のお金が得られるという仕組みを変える必要がある。臓器が不足するから対価が上がる。
たとえば自分の臓器を提供する意志を表示していない人には臓器を移植しないなどの方法で臓器提供者を増やす必要がある。