食品安全情報blog過去記事

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ビタミンDと健康

Vitamin D and Health
September 24, 2007
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2007/2007_138_e.html
ヘルスカナダはビタミンDと健康に関する根拠が増加していることを承知している。各機関から多数のビタミンD摂取に関する助言が出されているが、ヘルスカナダはこれらの助言は時期尚早で、ヘルスカナダが助言を改定するにはその前に、安全性とメリットの両方を検討した包括的評価が必要であると信じている。
米国のIOMがヘルスカナダが政策基準設定に使用している栄養参照摂取量を設定している。IOMがビタミンDに関する食事摂取量を更新するまで、ヘルスカナダは妊娠中や授乳中の女性を含む19-50才成人について一日200 IUの摂取を薦め続ける。全てのカナダ人はカナダフードガイドに従って、2才以上は毎日500 mLのミルクと適切なビタミンDを、さらに50才以上は400 IUのビタミンDサプリメントを摂ることを推奨する。
1997年にIOMがビタミンDの推奨量を設定してから重要な根拠がいくつかあることは承知している。我々は米国保社会福祉省と協力してビタミンDを含む一日摂取量の最良の更新法について検討している。
ヘルスカナダはビタミンDの摂りすぎによる健康リスクもあることを再確認し、摂取上限1日2000 IUを超えないように注意する。