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EFSAは食用色素と行動に関する研究についてさらに評価する−委員会は6つの色素の安全性評価を優先的に行う

EFSA to further evaluate study on food colours and behaviour - Panel to prioritise safety assessment of six study colours
28/09/2007
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178646557741.htm
EFSAの科学者は英国食品基準庁の委託で行われた食用色素と子どもの多動についての新しい研究についての初期評価を完了し、さらなる詳細評価が必要であると結論した。
AFCパネルは新しい研究を検討してFSAにさらなる情報を要求し、入手できるデータに基づき研究の統計学的デザインについて予備的評価を提供した。さらに現在実施中の全ての食用色素の再評価においてこの研究で使用された6つの色素を優先的に評価することを発表した。
専門家委員会は、この研究デザインの確実さや方法論、統計解析、遺伝的素因の役割、知見の個人や一般人に対する臨床上の重要性など、さらに詳細に検討すべき多数の重要問題を見つけた。こうした問題を検討することで、AFCパネルはこの知見の意味と妥当性を評価することができるであろう。
AFCパネルは、サウサンプトン段学の行った研究はある種の食品添加物が子どもの行動に与える影響についてこれまで行われた中で最も大規模なもので、この問題について新しい光を当てる可能性のあるものであることを注記する。AFCパネルは子どもの心理学や行動やアレルギー及び臨床試験解析に関する専門家を加えてさらに詳細に検討する。
EFSAによればこの評価は2008年1月に終了することを予想している。