食品安全情報blog過去記事

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アレルギー性湿疹用入浴剤の効果は疑問

Specialized bath products for allergic eczema of 'questionable' value
2-Oct-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-10/bsj-sbp100107.php
Drug and Therapeutics Bulletinによれば、アレルギー性湿疹(アトピー性皮膚炎)の症状を改善するとして販売されている入浴剤の効果は疑問である。
NHSは年に1600万ポンド以上を入浴剤に支払っており、就学前の子どもの皮膚炎治療総コストの約40%になる。
乾燥皮膚へのゲルやクリームなどの効果については幾分根拠があるが、流動パラフィンを含む入浴用製品には全く根拠がなく、医療の専門家も効果があるとは言えないとしている。
皮膚に直接塗るクリームだけで入浴剤は使わないことが妥当であろう。