食品安全情報blog過去記事

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10代は治療と投薬によりうつに打ち勝つ

Teens Overcome Depression Through Therapy and Medications
October 11
http://www.nationalacademies.org/headlines/20071011.html
薬剤投与とカウンセリングにより若者の5人に4人は大うつ病性障害から完全に回復することができる。「若者のうつ治療研究Treatment for Adolescents with Depression Study」によれば、抗うつ剤を使用した若者はカウンセリング無しで有意に早期に改善するが、突然自殺を図ることも多い。
これまでプロザックパキシルなどの抗うつ剤の青年への負の影響に関する知見が、医師に処方をためらわせていた。新しい研究では慢性のうつで治療を受けた654人の青年をフォローし、9ヶ月間の投薬又はカウンセリング又は両方で80%がほぼ完治した。投薬の方がカウンセリング単独より回復が早いが、突然自殺したくなるという報告は2倍になった。投薬とカウンセリングの組み合わせが最も早く回復し、突然の自殺願望からも保護できる。