食品安全情報blog過去記事

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FDAはフグの安全な入手先について助言

FDA Provides Advice on Safe Sources of Puffer Fish
October 17, 2007
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01727.html
FDAは消費者と事業者向けにフグの安全な入手について助言を発表した。多くのフグは、食べると中枢神経系に影響する致死的毒素を含む。
フグは、魚に毒素がないことを確認してあるか、毒素を除去するような特別な処理を行えば安全に食べることができる。
過去に不適切な調理や不法輸入により米国でフグ中毒が発生している。レストランや小売業者、消費者はFDAの提供する助言に従ってフグを楽しむことができる。
唯一の安全な輸入フグは日本の下関の認証事業者が特別に捌いたフグである。さらに米国の中部大西洋沿岸、典型的にはバージニアとニューヨーク、で捕まえたフグは食べても安全である。その他のフグは全て有毒で食べられない。
フグ中毒の症状は唇の周りや四肢がちくちくする、ろれつが回らない、バランス感覚がなくなる、筋肉に力が入らない、麻痺、嘔吐、下痢などである。重症だと呼吸麻痺により死亡する。
消費者はフグを注文したり購入したりする際には由来を尋ねるべきである。どこのものかわからない場合には消費者はフグを食べてはいけない。レストランや販売店は安全な供給源から製品を購入すべきである。
消費者向け助言
Only Eat Puffer Fish from Known Safe Sources
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/adpuffer.html
業者向け助言
Advisory on Puffer Fish
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/ad2puff.html
(日本語
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/jpad2puf.htmla)