食品安全情報blog過去記事

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FDAは消費者が危険な薬物をオンラインで購入し続けていると述べる

FDA Says Consumers Continue to Buy Risky Drugs Online
November 1, 2007
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01735.html
消費者が購入している米国外から郵送される医薬品についての1年にわたる調査の結果、消費者は医師の処方を避けるために医薬品をオンラインで購入していることが示唆された。また個人輸入医薬品の抜き取り調査の結果、消費者は不必要に高価だったりリスクのある医薬品をインターネットで購入し続けていることもわかった。
医薬品の小包2,069件の88パーセントは米国で販売されている処方薬であった。
残りはダイエタリーサプリメントや表示が読めない外国製品、そして一部は米国では入手できない医薬品であった。53%は米国でもジェネリック製品がより安価で販売されている医薬品であった。47%は全国チェーン薬局で郵送料以下の4ドルで購入できるものだった。
このことは消費者がオンラインで医薬品を購入するのはお金を節約するためではなく、医師の処方を避けるためであることを示唆する。これはリスクの高い行為である。購入されていた医薬品の中には、副作用が強いため医師によるモニタリングが不可欠のものもある。