食品安全情報blog過去記事

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かつて拒食症だった人の脳のパターンがこの病気の永続する影響についての手がかりを与える

Brain patterns of former anorexics reveal clues to disorder's lasting impact
1-Dec-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-12/uops-bpo112907.php
かつて神経性無食欲症だった若い女性の脳の活動パターンは、1年以上正常な体重を維持していてもそうでない人のパターンとは大きく異なる。American Journal of Psychiatryの12月号に発表された。
拒食症から回復して正常体重正常月経周期になって1年以上の13人の女性と、13人の健康な女性の、コンピュータースクリーンに映し出された質問への回答(5より大きいか小さいか答えて当たると2ドルもらえて間違えると1ドル失う)時の、前方腹側線条体尾状核領域の脳の活動をfMRIで解析した。
健康な女性は勝つと素直に喜んで次の仕事にかかるのに対して、拒食症患者だった人は勝つ方法をみつけようとし間違うことを恐れているようだ。