食品安全情報blog過去記事

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表示の読み方

How to read a label
07-01-2008
http://ec.europa.eu/food/food/labellingnutrition/foodlabelling/publications/leaflet_EN6_12112007_web.pdf
食品表の読み方を説明する消費者向けリーフレット
EUでは食品の表示には以下のようなきまりがある
1. 量:製品の総重量や容量
2. 製品名:製品がどのようなものか、どのような処理を行っているかの情報(粉末・濃縮・燻製・照射など)が示されなければならない
3. 成分リスト:重さ順に成分を表示しなければならない。アレルゲン表示も必須。製品名に含まれたり写真を使ったり特別に表示したり(「イチゴ入り」など)した成分については%も表示しなければならない。
4. 期限:賞味期限(長持ちするもの)又は消費期限(傷みやすいもの)
5. 製造業者/輸入業者 問い合わせができるよう名称と住所を記さなければならない
6. 有機:「オーガニック」という単語を使うには法に規定」された条件を満たさなければならない
7. GMOs:遺伝子組換え成分が0.9%以上含まれる場合には表示が必要
8. 産地:肉や果物野菜などの産地表示が必要
9. 栄養情報:熱量や蛋白質、脂肪、繊維、ナトリウム、ビタミンやミネラルなど
10. 栄養及び健康強調表示:栄養及び健康に関する表示は信頼できる、科学的根拠がなければならない。例えば「高繊維」という表示は100gあたり6g以上の繊維を含む製品にしか使えない。また砂糖や脂肪の多い製品には「ビタミンCを含む」というような表示はできない。病気の予防や治療、減量に関する表示はできない。