食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

不安な消費者のための情報

食品への異物混入はあまり頻度は高くないものの、対応の難しい問題です。
毎年北米ではハロウィーンの季節に注意が出されますが参考までに挙げておきます。
ポイントとしては、包装がきちんとしていて穴などが空いていないかどうか確認すること、市販の密封包装されている製品以外は全て捨てること、などです。手作りお菓子は食べてはいけない、キャンディーなどのようにただ紙で包んであるようなものは捨てる、ということです。日本人としては少し違和感があるかもしれませんが、常にそのくらいの危機感は持っているのが当然なのかもしれません。

米国
安全なハロウィーンのためのTips
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20051012#p7

カナダ
ハロウィーンの食品安全TIPS
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20061024#p5


さらに参考として。

FDAの食品テロ対策HP
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/defterr.html

同サイトの消費者向け情報
食品への異物混入 注意を少しだけ余分に
Food Tampering An Extra Ounce of Caution
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/fstamper.html
購入の際

  • 食品の包装を注意深くチェックする。

包装が外れていないか他のものとの違いはないか。

  • 異物混入防止用シールなどが破れていないかチェックする。

びんのふたの安全ボタンなどを確認(空けると膨らむ)

  • 包装が破れていたり傷ついていたりするものは買わない。
  • 破損していたり見た目がおかしいものは買わない。
  • 販売期限をチェック

家庭で

  • 容器を開ける際に注意深く製品をチェックする。

色や匂いが変、カビが生えている、液漏れしている場合は使わない

  • 壊れていたり見た目が変な製品に入っていた食品は食べない


これに、変な味・いつもと違う味がしたら食べない、ということを付け加えておきます。


多分「中国産は買わない」などという対応より役に立つと思います。