食品安全情報blog過去記事

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サリノマイシン中毒、ラクダ サウジアラビア

Salinomycin intoxication, camel - Saudi Arabia
01-FEB-2008
http://apex.oracle.com/pls/otn/f?p=2400:1001:7553174059341::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1010,71139
2007年の5000頭ほどのラクダを含む家畜の謎の死亡を調査していた政府高官委員会は、2008年1月29日、死因をAsir地域南部のKhamis Mushaytにある製粉業者の供給した汚染飼料によるものであるとした。この汚染は犯罪の意図はない。
ラクダの死亡の第一例は2007年8月にRiyadh、 Asir、Makkah、 Najran及びJizan地方でおこり、次いで第二波が2007年12月にYanbuで報告された。汚染飼料を食べて動物が死んだと持ち主は述べている。
動物の検査の結果死因は伝染病ではなく飼料による中毒であると考えられ、疑われる飼料の検査を行ったところ飼料からサリノマイシンが検出された。ラクダはサリノマイシンに対して極めて感受性が高い。検査によればラクダの飼料に使われたふすまに高濃度のサリノマイシンが含まれていた。