食品安全情報blog過去記事

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FSA公開会合のオンラインビデオとオーディオ

Board meeting video and audio now online
Monday 18 February 2008
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2008/feb/boardfeb08
2月13日に開催された公開運営委員会のウェブキャスト。
議題は以下から
Board meeting agenda: 13 February 2008
http://www.food.gov.uk/aboutus/ourboard/boardmeetings/boardmeetings2008/board080213/boardagenda080213
この中で主任科学者のAndrew Wadgeの報告が面白い
http://www.food.gov.uk/multimedia/presentations/fsa080213aw.ppt#262,2,Public
Health Impact
2006年に何かを食べたことが直接の原因で死亡した人の数は500-600人で、そのうち約500人が食中毒、次いで窒息事故200、アレルギー5-10、CJD5と推定している(数合わない)。
失われたコストを計算し、対策をとることで失われずに済む経済的損失を計算している。病原体別に相対リスクを計算し、Campylobacterが最大のリスクであることを示している。Campylobacter食中毒の発症パターン解析から、季節変化があること、バーベキューがリスク因子の一つで誕生日付近に食中毒リスクが増えることなどを示している。
(日本も何らかの対応を執る場合に、その費用対効果を計算することを必須にすればいいのに。)