食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

有害物質の摂取、亜硝酸ナトリウム 中国(広東)

Toxic ingestion, sodium nitrite - China (Guangdong)
25-FEB-2008
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:3317504360219591::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,71523
中国南部の深セン保健当局は2008年2月23日に2人が死亡し61人が入院した集団食中毒の原因を亜硝酸ナトリウムであると同定した。レストランの食品や水から汚染が検出された。24日には42人が退院し、残り19人はまだ治療中であるが安定している。
2008年2月23日土曜日の11時頃、BYD Company Ltd社の63人の労働者が、職場近くの食堂で昼食を摂った後、腹痛、嘔吐などを訴えた。治療を行ったが2人は死亡した。
入院患者の一人は、その食堂の衛生状態が悪いのは知っていたが、安いのでよくそこで食べていたと語っている。
亜硝酸ナトリウムは見た目が塩に似ていて工業用に使用されている。微量は食肉保存料に使用されている。警察は料理長が塩や砂糖と間違えた可能性を否定している。