食品安全情報blog過去記事

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残留農薬モニタリング:2007年7-9月 第三四半期の結果

Pesticide Residues Monitoring: Third Quarter Results, July to September 2007
11 March 2008
http://www.pesticides.gov.uk/prc.asp?id=2223
報告書本文は
http://www.pesticides.gov.uk/uploadedfiles/Web_Assets/PRC/Q3_2007_Final.pdf
13種類の食品749検体について調査した。MRL超過は5検体であった。詳細評価の結果これらの残留による健康への影響はない。


DEFRAのプレスリリース
Pesticide Residue Committee third quarter report 2007
11 March 2008
http://www.defra.gov.uk/news/2008/080311c.htm
PRCの報告書によれば検査した749検体中537検体から残留農薬は検出されなかった。法的基準値MRLを超過していたのは5検体であった。
この結果は消費者に対し食品の安全性を再確認するものである。私(PRCの長官Dr Ian Brown)は一部の人たちが食品中の残留農薬を気にしていることを知っているが、医師として毎日野菜や果物を少なくとも5単位食べ続けることの重要性はどんなに強調しても強調しすぎることはできない。科学的根拠は残留農薬への懸念より健康上の利益の方が大きいことを示している。
MRLは法的に許容された最大濃度であるが、安全性基準ではない。MRLは主に優良農業規範が守られているかどうかをチェックするためのもので、MRLを超えたら自動的に健康に危害があるというものではない。