食品安全情報blog過去記事

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未承認ハーブ部門のひどい実態についての警告

Warnings about poor practice in the unlicensed herbal sector
17 Mar 2008
http://www.mhra.gov.uk/Howweregulate/Medicines/Herbalandhomoeopathicmedicines/Herbalmedicines/HerbalSafetyNews/Currentsafetyissues/CON014359
2008年3月4日にMHRAは未承認ハーブ部門の危険でひどい状況について警告した。
報告された事例には共通の問題がある:患者への情報提供や表示が不適切で貧弱;原料がひどい;医薬品や毒物を入れている;ハーブを使えば医薬品を止められるとそそのかす、などである。MHRAは調査を行った結果全くひどい状況をさらに見つけた。
最近明らかになった問題は以下のようなものである
・ 多成分を含むアーユルベーダ治療薬DBCareによる有害事象疑い例2件。
この製品はフェネグリークTrigonella foenum-graecum、inospora cordifolia、クローブSyzygium aromaticum、エンブリカPhyllanthus emblicaを含む。これを使用すれば糖尿病の薬を飲まなくて良いと主張していたため患者は血糖値のコントロールができなくなった。このような主張は非常に深刻な問題があるためMHRAはウェブサイトの閉鎖と商品の回収を命じた。
・ Tian Liという製品を摂った男性が倒れた。この製品には1カプセルあたり39.6 mgのヒドロキシホモシルデナフィルと14.4mgのタダラフィルが含まれていた。
など。
MHRAは疑わしいハーブ製品については検査や押収を続ける。
ハーブや、ナチュラルや安全と表示してある製品には危険な又は違法な成分が検出される例が多数ある。