食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

アブサンの蓋が開いた:「緑の妖精」はアルコールは多いが幻覚剤ではない

Absinthe uncorked: The 'Green Fairy' was boozy -- but not psychedelic
29-Apr-2008
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-04/acs-aut042908.php
新しい研究が、ゴッホロートレックピカソが創造性を高めるために飲んだとされるアブサンの、精神への影響や有害作用についての長い議論を終わらせるかもしれない。
ヨーロッパと米国の科学者のチームがオリジナルのアブサンを分析して出した結論は単純なものだった。ツジョンのせいではなく高いアルコール濃度がアブサンの主な作用の原因である。アブサンはアルコール濃度約70%であった。
論文は今だけ無料でダウンロードできる
Chemical Composition of Vintage Preban Absinthe with Special Reference to Thujone, Fenchone, Pinocamphone, Methanol, Copper, and Antimony Concentrations
http://pubs.acs.org/cgi-bin/sample.cgi/jafcau/asap/pdf/jf703568f.pdf
1915年以前のビンテージアブサンを分析して現在のものとも比較している