食品安全情報blog過去記事

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FDAの歯科用アマルガム裁判和解についてのADA(米国歯科医師会)のコメント

ADA Comments on FDA's Settlement of Dental Amalgam Lawsuit
June 5, 2008
http://www.ada.org/public/media/releases/0806_release01.asp
ADAは最近のFDAと水銀反対母親グループとの和解は、2002年に始まった歯科用アマルガムの再分類プロセスに明確な期限を設定(2009年7月28日)しただけだと信じる。ADAの知る限りFDAは歯科用アマルガムについての立場を変えていない。
一部の主張とは違ってFDAの現状の再分類提案は特定の集団にアマルガムの使用を制限することを提案するものではない。FDAはこの問題についてのパブリックコメント募集を再開しただけである。
現在FDAは封入されたアマルガムとその構成成分である歯科用水銀とアマルガム合金を異なる分類にしている。FDAの再分類提案はADAが2002年から支持しているもので、封入されたアマルガムとその成分を同じ分類にするというものである。
多くの研究と世界中の政府や機関による歯科用アマルガムの科学的レビューに基づき、ADAは歯科用アマルガムは患者にとって手ごろな価格で長持ちして安全な虫歯の詰め物の選択肢の一つであり続けると信じる。