食品安全情報blog過去記事

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妊娠中のジャンクフードの警告

Warning of junk food in pregnancy
Andrew Wedge
July 8th 2008
http://www.fsascience.net/2008/07/08/warning_of_junk_food_in_pregnancy
先週初めの、妊娠中の貧しい食生活が胎児の肥満やコレステロールの高さや糖尿病に不可逆的影響を及ぼすという報道が目についた。この話はロンドンの王立獣医大学でマウスで行われた実験に基づく。
母親の妊娠中の食事が生まれた子どもの先々の健康に影響するという根拠はたくさんある。健康的でバランスの取れた食事は我々全てにとって重要であるが、特に妊娠しようとしている又は既に妊娠している女性にとって重要である。
妊娠女性には自分自身の健康と同時に胎児の発育と成長に必要なエネルギーと栄養素を含むバランスのとれた食生活が必要である。このなかにはたくさんの野菜や果物や、パンやパスタのようなデンプン食品、肉や魚のような蛋白質、 鉄分を含む豆類、乳製品などが含まれる。
妊娠女性や妊娠を予定している女性にはさらに受胎時から12週まで葉酸400microgのサプリメントが薦められる。さらに毎日10 microgのビタミンDサプリメントを摂るべきである。
詳細については以下より。
When you’re pregnant
http://www.eatwell.gov.uk/agesandstages/pregnancy/whenyrpregnant/

(妊婦への注意事項はた〜くさんある。食べ物関係は煙草は論外で、アルコールとカフェインのほうがプラスチックから溶出する物質よりよほど問題。ついでに心配しすぎも身体に悪い。)