食品安全情報blog過去記事

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ギリシャがトウモロコシMON810に関して発動したセーフガード条項に関する欧州委員会からの要請 GMOパネルの意見

Request from the European Commission related to the safeguard clause invoked by Greece on maize MON810 according to Article 23 of Directive 2001/18/EC - Scientific opinion of the Panel on Genetically Modified Organisms
11/07/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178720400344.htm
2007年9月13日にギリシャは、認可された遺伝子組換えトウモロコシMON810の領地内での栽培を暫定的に禁止するための既存のセーフガード条項の有効期間延長と改定に関する政府決定を欧州委員会に通知した。その後欧州委員会は2008年4月18日にギリシャの決定が正当化できるかどうか意見を求めた。ギリシャ政府が提出した情報と発表された全ての関連データに基づき、GMOパネルはヒトや動物や環境への影響について、先の評価を無効にするような新しい科学的根拠は示されていないと結論した。従ってギリシャのMON810栽培禁止を正当化できる科学的根拠はない。