食品安全情報blog過去記事

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鶏とシチメンチョウ肥育用Cycostat 66GのMRLと休薬期間の提案  FEEDAPパネルの意見

Proposal for MRLs and withdrawal period for Cycostat 66G for chickens and turkeys for fattening - Scientific Opinion of the Panel on Additives and Products or Substances used in Animal Feed
03/10/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902116568.htm
ロベニジン塩酸を6.6%含むCycostat 66Gは既に鶏やシチメンチョウ、ウサギの肥育用に認可されておりADIも設定されている。ロベニジンを認可された最大量投与した鶏の肉を食べた場合、休薬期間なしでもADIの一部にしかならず、休薬期間やMRLを設定する必要性を感じない。シチメンチョウについても同様である。
肉の風味が損なわれることを避けるための休薬期間としては5日間を提案する。 品質保証のためにはMRLより低い加工適合性残留最大値(MPCR)が提案されるべきだと考えるが、現在使用できる分析法の感度が低いことと5日間の休薬によるデータが無いため、FEEDAPパネルは数値を提案できない。