食品安全情報blog過去記事

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消費者は食品サプリメントについてどのような情報が必要なのか?

What information do consumers need about food supplements?
15.10.2008
http://www.bfr.bund.de/cd/25170
BfRの研究プロジェクトの一環として、各種標的集団向けのコミュニケーション概念を開発。
肥満用のハーブ混合物、筋肉増強用のプロテイン、免疫機能を高めるためのビタミンC−錠剤や粉末やカプセルで多数の製品が販売されている。消費者は一般的にビタミンやミネラルや植物抽出物を医師と相談しないで自分で使う。その製品が食品サプリメントでも、食品でも、OTC医薬品でも同じである。ほとんどの購入者は医学的にはそのような製品は必要ない。一部の人にとっては特定物質を過剰に摂るリスクですらある。
BfRの所長Dr. Andreas Henselは「我々は何が消費者をサプリメント購入に駆り立て、消費者がその成分についてどのようにして知るのかわからない」と述べている。BfRはどのような消費者がサプリメントの類を購入するのか調べるための研究プロジェクトを始めた。それに基づき、そのような特定集団向けのサプリメントについてのリスクやベネフィットを伝える特別なコミュニケーション概念を開発する予定である。
2010年2月まで行われる予定。