食品安全情報blog過去記事

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予防できる怪我が毎日2000人の子どもたちを殺している

Preventable injuries kill 2000 children every day
10 December 2008
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2008/pr46/en/index.html
WHOとUNICEFによる新しい報告書によれば、毎日2000人以上の子どもたちが意図しない又は事故による怪我で死亡している。
子どもの怪我予防に関する世界報告書World report on child injury preventionは意図しない子どもの怪我の包括的評価を行い予防対策を説明した。予防対策が執られれば毎日1000人の子どもたちが救われる。
怪我による死亡の原因トップ5は
1.交通事故 年に26万人
2.溺死 年に175000人
3.火事 年に96000人
4.転落 年に47000人
5.中毒 年に45000人以上
全ての国で改善策は可能である。対策としては
・ シートベルトやヘルメットを義務づける法律
・ 熱い水道水の温度規制
・ 医薬品のビンやライターや家庭用品を子どもが開けられないようにする、自動車と自転車の通路を分離する
・ 使用済みのバケツやお風呂の水は捨てる
・ 子ども用家具やおもちゃのデザイン改良
・ 緊急医療体制の強化