Multivitamin use not associated with women's risk of cancer, heart disease or death
9-Feb-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-02/jaaj-mun020509.php
マルチビタミンを使っている閉経後の女性は、使っていない女性と比べて、良くあるがんや心疾患や全原因での死亡リスクに差はないようだ。
Archives of Internal Medicineの2月9日号に発表された論文。
米国人の約半分がダイエタリーサプリメントを使用していて年に200億ドルも使っている。サプリメントを使用する動機は多様であるが、大抵はそれで病気が予防できると信じている。科学的データはない。
この研究では161808人の閉経後女性が参加したWomen's Health Initiative(WHI)のデータを解析した。
著者は「マルチビタミンは利益も有害性もなさそうだ。慢性疾患予防には栄養が基本で、無作為化試験による決定的な根拠がない限り、サプリメントは役に立たないだろう」と述べている。
Marian L. Neuhouser et al.,
Arch Intern Med. 2009;169[3]:294-304
Multivitamin Use and Risk of Cancer and Cardiovascular Disease in the Women's Health Initiative Cohorts
