食品安全情報blog過去記事

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CPSCは子どもの中毒事故の10件中9件は家庭で起こっている、と警告

CPSC Warns that 9 Out of 10 Unintentional Child Poisonings Occur in the Home
March 18, 2009
http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml09/09159.html
毎年、家の中にある消費者製品による意図しない中毒で約30人の子どもが死亡し、中毒コントロールセンターへの通報は200万件以上になる。平均して推定年8万人の子どもが中毒事故で救急病院で治療されている。
今年は3月15-21日が第48回目の中毒予防週間である。中毒予防週間は子どもの中毒事故を予防する目的で行われる全国キャンペーンで、1972年以降80%以上の死亡削減に寄与してきた(1972年の216人から減少)。減ったとはいえまだ子どもの中毒は重大な懸念であり続けている。
非致死的中毒のほとんどは5才未満の子どもである。CPSCの最近のレビューでは中毒の70%は1-2才の子どもの関係するものである。
中毒事故を防ぐには注意と対応が重要である。保護者には直ちに以下の3点をお願いする。
医薬品や家庭用化学物質はオリジナルの子どもロック仕様の容器に保管する・有害な可能性のある物質は子どもの目と手の届かないところに保管する・中毒コントロールセンターの電話番号をすぐ使えるところに控えておく。