食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

NAWG(全国小麦栽培業者協会)
NAWG's Biotech Petition Survey Results
http://www.wheatworld.org/html/info.cfm?ID=21
小麦の遺伝子組換え品種開発と販売を栽培業者の3/4以上が認めている

  • 世界水週間 2009年3月22-28日

World Water Week 22-28 March 2009
http://www.wateraid.org/uk/about_us/newsroom/7545.asp
新しい調査によれば、英国ではボトル入り水ではなく水道水を選ぶレストランが増えている。

  • プライマル(原始)ダイエット:これまでで最も愚かなダイエット?

Times Online
The Primal diet: the silliest diet ever?
March 21, 2009
http://women.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/women/diet_and_fitness/article5940774.ece
ハリウッドの最新食品ブームはこれまでになく極端なものだ。絶対真似しないように。
ハリウッドで流行中の最新ダイエット、Primal Dietは62才のカリフォルニアの栄養士Aajonus Vonderplanitzが創始者で、主に生肉と乳製品(販売期限が切れたものが好ましい)を食べるものである。食べ物の95%を生肉にして残り5%は野菜ジュースや果物を食べる。彼の理論では生の脂肪が体内の毒素に結合して排出してくれる(デトックス)のだそうだ。
http://www.wewant2live.com/site/811618/page/45031

  • 大問題:何故健康的な学校での食事への運動が頓挫したのか、そしてそれは再生できるのか?

The Independent
The Big Question: Why has the drive for healthy school meals faltered, and can it be revived?
By Richard Garner, Education Editor
Thursday, 26 March 2009
http://www.independent.co.uk/news/education/education-news/the-big-question-why-has-the-drive-for-healthy-school-meals-faltered-and-can-it-be-revived-1654170.html
自治体ケータリング協会(LACA)は9月の新しい栄養ガイドラインが採用されれば中等学校での学校給食の受給率は劇的に低下するだろうと警告している。学校では生徒の欲しい食べ物が提供されないためにランチタイムには外のハンバーガーショップなどに行ってしまうだろう。
新しいガイドラインはあまりにも複雑で規制通りの正しい食品を使っているかを確認するにはコンピュータによるチェックが必要になる。例えばランチには蛋白質7.5gと鉄5.2mg以上が必須とされているが、それを確保するためにはメニューを1種類だけにするしかなくなる。選択できるようにするとあまりにも計算が複雑になるからである。
LACAの調査の結果約半分(48.6%)の学校食堂は新しいガイドラインは履行できないだろう。さらに80%は新しいガイドラインは学校食堂で食べる生徒を減らすだろうと信じている。
これはJamie Oliverのキャンペーンのせいか?
一部はそうである。学校給食の栄養基準を改善しようと発表したのはブレア政権で、テレビで有名なJamie Oliverが資金を引き出すのに強力な原動力となった。
キャンペーンの結果何がおこったか?
学校の自動販売機や売店がかつてないほど厳しく監視されるようになった。その結果、チョコレートや炭酸飲料が追放された。
今はどうか?
学校食堂で食べる生徒の率は昨年減少したまま落ちついた。
健康的な学校計画はどれだけ重要か?
政府は重要だと考えている。肥満が危機的に増加している。子どもたち、特に貧困地域の子どもたちは朝ご飯を食べずに学校に来て夕食は保護者と一緒には食べない。だから学校で食べるときだけが健康的な食事をするチャンスである。
今の学校給食はどのようなものか?
何故変えるのか?
School Food Trustがチャレンジが必要だと主張している。
その結果どうなるか?
Jamie Oliverのキャンペーンと同じだろうと予想している。つまり最初急激に従う人が減少してその後低いところで落ちつくだろう。
Jamie Oliverのキャンペーンは健康的な子どもを作る努力にとって有害だったのか?
エス
健康的な給食を食べる子どもは減った。子どもたちはランチタイムにファストフード店に行くようになった。さらに厳しいガイドラインでもっと減るだろう。
ノー
給食を食べる子どもの数は安定し小学校では少し増加した。学校の先生が給食を食べた子の集中力が増加したと報告している
(あとで)